乳液や美容液って必要?いつつけるの?化粧水、乳液、クリーム、美容液の基本

肌ケア

化粧水はつけてるけど、美容液とかクリームとかってホントに必要なのかな?

そもそもどんなもので、どうやって使ったらいいんだろう?

タイトルにもあるように、スキンケアアイテムの必要性に疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。ここでは、それぞれのスキンケアアイテムについて、基礎知識としてポイントを紹介します。

毎日のスキンケアにお役立てください。

お手入れの基本手順を学ぼう!

まずは、お手入れの手順について確認しましょう。

朝🌞 
洗顔料 ⇒ 化粧水・乳液 ⇒ 美容液(日中用)/UVカット剤/化粧下地

夜🌙 
クレンジング ⇒ 洗顔料 ⇒ 化粧水・乳液 ⇒ クリーム

スペシャルケア✨ 
美容液/マスク/マッサージ料/収れん化粧水/オイル美容液

商品の説明を見て使い分けましょう☆

美容液を重ねるときの順番は?

ローション状 ⇒ ジェル状 ⇒ 乳液状 ⇒ クリーム状

水分の多いもの→油分の多いもの 

さらっとしているもの→とろみのあるもの

美容オイルを使うタイミングは?

どのような効果を得たいかによってタイミングが変わってきます。

美容効果を高めるために(化粧水→オイル)

肌を柔らかくするために(オイル→スキンケア)

潤いキープのために(スキンケア→オイル)

収れん化粧水を使うタイミングはいつ?

肌を引き締めるために(スキンケア→収れん化粧水)

美容効果を高めるために(洗顔→収れん化粧水)

化粧水の基礎知識

ケアの順番にスキンケアアイテムをご紹介していきます。まずは化粧水です。

化粧水をつけるときは、手のひらで優しく押さえるように

化粧品はおよび水溶性成分です。肌表面に吸収される水の量は限界があるんです。

そのため、手のひらでやさしく押さえるようになじませ乾燥が気になる部分にのみ化粧水を少量とり、重ねづけすると効果的です。少なくしすぎると保湿効果が十分に得られませんのでご注意を。

化粧水をつけた後は、すぐに油分を配合した乳液、クリーム、オイルなどでふたをしましょう

皮脂の多いTゾーンは少なめにするなど、油分をつける量を調整してくださいね。

お風呂上がりが一番乾燥します

入浴後の肌は、「過乾燥」の状態になります。入浴後20~30分で入浴前より肌が乾いた過乾燥の状態になります。

タオルドライの間にも乾燥は始まっていますので、早めに化粧水をつけましょう。

コットンパックを行うときに気をつけること

水には水分が少ない方に移動する性質があるため、パッティング後や十分に湿っていないコットンを肌に乗せると、せっかく潤った肌の水分を逆にコットンが奪ってしまう可能性があります。

コットンをしっかり濡らした状態で行いましょう。

コットンに化粧水や美容液を500円硬貨大ほど数カ所に分けて垂らし、コットンの隅々まで行き渡らせます。節約したい場合は、事前にコットンを水で濡らしておきます。

空気が入らないように密着させ、数カ所に分けてはります。このとき、目・鼻・口部分は必ずあけておいてください。コットンの種類によりますが、10分以上おいておくと逆に乾燥してしまうので注意しましょう。

コットンをはがしたら、手のひらで優しく顔を押さえて化粧水を肌になじませます。

乳液・クリームの基礎知識

次に乳液やクリームをつけましょう。

乳液やクリームは肌に必要です!

化粧水だけでは肌表面から水分が蒸散しやすいですが、乳液やクリームは、うるおいをキープするエモリエント効果があります。その結果、肌表面から水分が蒸発せず、気化熱による温度の低下も妨げるので保湿効果もあります。

乾燥した季節の肌には、乳液を塗った後、さらにクリームを塗ることをお勧めします

エモリエント:皮膚からの水分蒸散をおさえてうるおいを保ち、
       皮膚を柔らかくすること。

乳液とクリームは何が違うの?

乳液とクリームの成分は、油分以外はよく似ています。

乳液はスクワラン、オリーブ油、ホホバ油、シリコーン油などの流動性油分が多く、クリームより固形成分ロウ類の比率が少ないため、みずみずしく皮膚によくなじみます

クリームは油分が多く、エモリエント効果が高いです。

美容液について知る!

美容液はあくまで+αです。今注目の成分とともに説明します。

美容液とは?

「化粧水と異なって、粘度があり、保湿機能とともにクリームや乳液のようなエモリエント機能を持つもの」

と定義されています。

プラスアルファの美容効果を得ることを目的としていて、美容成分が高配合されています。

そのため、肌悩みを予防するためには美容液でのケアが効果的です☆ 

美容液の分類

美容液はトラブル後ではなく前のケアに使う!

美容液は、トラブルを起こさないようにするために使うべきアイテムです。

予防”のために使う方が効果的です☆

美容液より美容成分がたっぷり入ったスキンケア化粧品も!

あるメーカーの乳液の方が、他メーカーの美容液よりも美容成分が多く配合されることもあります。

今注目の美容成分

幹細胞コスメ

幹細胞とは、自己複製能分裂して自分のコピーを生み出す能力)と、分化能自分とは異なり、より機能分化した細胞を生み出す能力)をもつ細胞のことです。

肌には”表皮幹細胞”と”真皮幹細胞”という2種類の幹細胞が存在しています。

体を健康に維持したり、傷が治るのは幹細胞の働きによるものです。

表皮幹細胞

肌の表面にある表皮に存在。

表皮角化細胞を生み出す。

表皮のターンオーバーに重要な働きを果たし、肌表面を健やかな状態に保つ。

真皮幹細胞

肌の奥にある真皮に存在

多能性を有する幹細胞であり、線維芽細胞も生み出すと考えられている。線維芽細胞はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸をつくり、肌にハリをもたらす。

植物の幹細胞を培養した成分を配合したもの

表皮・真皮幹細胞に直接働きかける成分を特徴にしたもの

ヒト幹細胞脂肪由来、骨髄由来)を培養した成分を配合したもの

の3つに分けられます。

セラミド

セラミドとは角層の細胞間の隙間を満たしている、細胞間脂質の主成分です。セラミドが少ないと肌の水分が失われやすく、うるおいがなくなり乾燥肌につながります。つまりセラミドは、水分保持機能と肌のバリア機能を有しているということです。

また、ウイルスやアレルゲンなどが体内に侵入するのを防ぎます。

セラミドの分類

ココナッツオイル

ココナッツオイルとは、ココヤシの実から採取される油で、ココヤシヤシ油)のことです。肌に塗っている間に酸化しづらい飽和脂肪酸が多く含まれているため、多くの化粧品に配合されています。

成分表示名称:ヤシ油、ココイル~、コカミド~

スキンケアに関する素朴な疑問

防腐剤って入ってない方がいいのかな?

化粧品は、数ヶ月使用するものですよね?

もし防腐剤が入っていなかったら、成分が劣化することで、肌に刺激をもたらすことも考えられます。化粧品に使用できる防腐剤は、安全性が認められたものを適正な量だけ配合しています。

ただし、過去に特定の防腐剤によって肌にトラブルを生じたということがあれば、注意が必要です。

無香料ってにおいがないってことだよね?

無香料」、「香料フリー」とは、「香料」が入っていないということで、においがないということではありません。匂いを感じるものもありますが…

一方で、「無香性」「ノンパヒューム」と表示されている製品は基本的に匂いがない(感じにくい)というものです。

アルコールって肌にどんな影響があるのかな?

エタノールを配合する主な目的は、肌にのせたときにスッとした清涼感軽い感触を出したり、製品の防腐効果安定性を向上させるためです。

ただし敏感肌の方は、アルコールが入った製品を使うと皮膚が乾燥しすぎたり、刺激を感じたりする場合もあります。

食べてよいものはすべて肌にとってもいいのかな?

例えば、有機のものとか、無添加のものとか…

食べて身体によいものが肌にとってもよいというわけではありません

また、天然成分を使用した化粧品の中には肌の上に塗布した状態で紫外線などの影響を受けるものもあるので、不純物を取り除き十分に精製した原料を使ったものを選ぶことが大切です。

アレルギーテスト済みであればアレルギーは心配しなくても大丈夫だよね?

この表示は製品を選ぶ際のひとつの目安になりますが、すべての方がアレルギーを起こさないというものではありません

過去にアレルギー反応が出た方は、注意が必要です。

肌の赤みの原因はデトックス反応だよね?

皮膚科とかに行く必要ないよね?

肌に赤みが出たとき、

「肌がよくなっていく過程で一時的に赤くなっている」

「悪いものがデトックスされている」

と言われることがありますが、それは大きな間違いです!!

新しい化粧品をつけるだけで肌から老廃物が排泄されるということはなく、ヒリヒリしたり赤くなったりするのは、皮膚が炎症を起こしているからです。化粧品に含まれている成分にかぶれたりアレルギー反応を起こしている可能性があります。

じゃあ、赤みが出ちゃったらどうしたらいいの・・・?

すぐに化粧品の使用をやめで洗い流し、ほてりがあれば冷やしたタオルをとってください場合によっては皮膚科医に治療を受け、原因の物質をつきとめておくことが必要です。

もし特定の成分刺激によるものだった場合は、今後はその成分が入っていないものを選ぶように心がけましょう。

香りのある化粧品は肌に負担がかかるのかな?

香りを楽しみたい人は、ある程度香料の入った化粧品を使うのもお勧めです。過去に香料によって肌トラブルがあった場合は、香料を配合していない化粧品を使いましょう。

一方、香水はほんの少量の使用でもきちんと香るように、かなり多くの香料が含まれています。刺激が気になる場合は、直接肌につけずに、ハンカチなどに吹きかけて身の回りにしのばせておきましょう。

スペシャルケアに関する素朴な疑問

しっかり保湿をするためには、パックを長時間のせておくべきなのかな?

長時間つけてたら逆に肌が乾燥してしまうから、
規定時間通りがいいよ!

シートパックは密閉効果によって、シートに含ませた美容成分を集中的に角層に浸透させることができます。

でも、規定時間より長く使用することはお勧めできません。長時間つけすぎるとシートパックが乾きはじめて肌の水分を奪い、逆に肌が乾燥してしまう可能性があります。

マスクは顔全体にぬった方がいいよね?

顔の隅々まで塗りたいよね。

でも、目の際ギリギリまでつけないようにね!
危ないから!

目に異物が入ってしまった場合、目の角膜を傷つける恐れがあります。まぶたの際の粘膜は身体の中でも吸収率が高くアレルギー反応が起こりやすいところでもあります。

マッサージはできる限り長時間やる方がいいよね!

やり過ぎちゃうと肌の負担になっちゃうから気をつけて!

力が入りすぎる、リズムが速すぎる、時間が長すぎる場合、摩擦で炎症を起こしたり逆効果になる場合があります。

クリームオイルなどを塗って滑りをよくしてから、力を入れず肌表面を軽くさするように、早さは脈拍と同じテンポを目安に行いましょう。

あぶらとり紙の役割と選び方

あぶらとり紙は肌表面の油を中心にとるので、肌に負担をかけているということはありません。

強くこすったり、一度にたくさん使ったりすると、
肌にとって必要な皮脂で奪ってしまうので気をつけましょう

皮脂を軽く取りたい人には和紙タイプがおすすめです✨

間違えがちな肌悩みの対処法

いつもニキビ触っちゃって、潰しちゃうんだけど・・・

ニキビを治すのには自分で潰す方が効果的なのかな?

その方が早く治る気がするな・・・

ちょっと待って💦

ニキビを自分でつぶすのはお勧めできません!

アクネ菌は嫌気性菌なので、ニキビの芯や詰まった皮脂を出してしまえば悪化することもなく治ると考えられます。しかし、爪を立てたり、無理矢理ニキビを押し出しても毛穴が傷み、跡が残ってしまうことがあります。

また、自己流で芯を出しても実際には残っている場合があり、その傷んだ毛穴から雑菌が入り込み悪化してしまう可能性もあります。

美容クリニックや皮膚科で面皰圧出めんぽうあっしゅつ(ニキビ表面に微小な穴を開け、面皰圧出器で毛穴に詰まった角質、皮脂、汚れなどを押し出すこと)を行うことをお勧めします!

肌を冷やすと毛穴が引き締まるっていうけど、
毛穴自体小さくなるの?

えっとね、それは一時的なもので、
体温で元にもどるよ!

毛穴の開きは冷水などで冷やすと一時的に引き締まることはありますが、毛穴自体が縮んだわけではないので体温で元に戻ります

収れん化粧水は、冷却効果が長時間持続するものもあります。皮膚温が下がると皮脂分泌を抑えることができるので、メイク崩れを防ぎ毛穴を目立たなくすることができます。

気温とともに皮膚温は上昇し、皮脂量も増加します。逆に皮膚温を下げれば皮脂分泌を抑えられるのです。

美白コスメはシミができてから使うものじゃないの?

んーそれじゃ遅いかもな・・・

シミができる前に予防目的で使うのがいいよ!

美白成分は、肌の中でメラニン色素がつくられる働きを抑える効果がある成分のこと。美白化粧品はシミができる前に予防のために使うのが効果的です。ごく初期のシミなら効果も期待できます😊

でも、定着した濃いシミを完全に解消することは難しいと言われています。

コラーゲン入り化粧品で深いしわも改善できるのかな?

確かにコラーゲン大切だけど・・・

乾燥小じわを目立たなくする効果くらいはあるかな

真皮の深いしわの進行を抑えるには、コラーゲンを増やすケアが有効的。化粧品に配合されているコラーゲンは分子が大きく肌内部に浸透できません。その代わり、肌の表面をしっかり保湿するため、乾燥小じわを目立たなくする効果は期待できます。

*コラーゲンを小さく分解したナノコラーゲン浸透型コラーゲンと呼ばれるものは、肌に浸透する場合もありますよ!

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