あなたは今の肌の状態を理解していますか?
乾燥している?脂っぽい?
皮膚の状態は季節などの環境、身体全体の健康状態やストレスによっても大きく変わってきます。
まずは、自分の肌がどのタイプに当てはまるのかチェックしてみましょう!
まずは水分量と皮脂量のチェック
水分量のチェック
- 日中、肌が突っ張ることがよくある
- 口や目の周りがカサカサしやすい
- 化粧ノリが悪く、粉っぽく仕上がる
- 肌のきめは細かい方だ
皮脂量のチェック
- 日中、肌のテカリが気になる
- あぶらとり紙で皮脂を度々とらなければならない
- 化粧が消えたり、沈んだりするくずれ方である
- 頬の毛穴が大きく、目立つ方だ
- 額や頬にニキビができやすい
どちらかが多かったり、どちらも変わらなかったり、人によって違いはあると思いますが、どれくらいチェックがつきましたか?
この情報を参考に、自分がどんなタイプになるのか考えてみましょう!
肌タイプの分類
水分量と皮脂量を参考にした、肌タイプの分類は次のようになってます!

皆さんは、どんな肌のタイプが当てはまりましたか?ちなみにわたしは油性肌・・・
では、この肌タイプ別にスキンケアのポイントをご紹介します!
肌タイプ①油性肌のあなた

水分も皮脂も多い油性肌。特に、皮脂が過剰でべたつきが気になるタイプです。
思春期から20代前半までに多くて、うるおいはありますが、毛穴詰まり、毛穴の開き、ニキビなど過剰な皮脂の汚れが原因の肌トラブルを起こしやすいのが特徴です。
こんな人は、丁寧な洗顔と引き締め効果のある化粧品で、皮脂を抑えるスキンケアを行いましょう。ただし、皮脂を取り除こうとして洗浄力の強いものを使いすぎると、肌の保水力まで損なうことがあるので要注意です!
肌タイプ②普通肌のあなた

水分、皮脂のバランスが整っている普通肌。しっとりした感触でかさつきやニキビなどのトラブルが少ないタイプです。
バリア機能が働いていて外からの刺激にも影響されにくく、健康的な肌状態です。
こんな人は、肌が安定しているので、新しい化粧品や美容機器を用いた集中的なスキンケアなどを試すのに適しています。
肌タイプ③乾燥肌のあなた

水分も皮脂も少なく、自ら潤い力に欠けたかさつきが気になるタイプ。
加齢とともに増える傾向にあります。皮脂腺が小さいため毛穴がほとんど目立たず、キメも細かいですが、肌は乾燥しやすくなっています。バリア機能も低下しがちなため、注意が必要です。
こんな人は、油分も水分も足りていない状態なので、どちらもバランスよく補給することが大切です。
肌タイプ④混合肌のあなた

部分的に差が大きく、Tゾーンは脂っぽいのに頬(Uゾーン)はかさつくタイプです。
20代後半から30代に多いと言われています。水分と油分のバランスの崩れからバリア機能が低下しがちなことに加え、両極端な肌状態であるため肌質をコントロールしにくいのが特徴です。
こんな人は、Tゾーンには化粧水をたっぷりつけても乳液は控えめにし、逆に頬は乳液やクリームを多めにつけるなど、肌状態に合わせて調整するといいでしょう。
混合肌といっても、これを分類にいれてしまうと、ほとんどの人が当てはまるのかも知れません・・部分的に乾燥しているところ、皮脂が多いところがあるのがほとんどです。
こうした肌タイプは、一生変わらないというわけではないので、思い込みは危険です!季節やストレスなどで変化します。定期的に肌をチェックすることが大切です!
自称敏感肌になっていませんか?そもそも敏感肌とは?

こうした肌タイプとは別に、敏感肌に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
”自称敏感肌” になっていませんか?そもそも敏感肌とはどういった肌を指すのでしょうか?
初めから肌に合わなくて使用できない敏感肌の人と、普段は化粧品を問題なく使用できるが、季節の変わり目、生理の前、ストレスを感じたときなど、体調が悪いときに化粧品が肌に合わなくなる自称敏感肌の人がいます。
肌が敏感になるのは誰でもあることなので、自分の肌の状態を理解し、肌が敏感なときは化粧品を変えるのを控えたり、過度なお手入れを控えたり、肌に優しい化粧品を使うなど、肌の変化と上手に付き合っていくことが大切です。
敏感肌度のチェック
☑ 肌が乾燥するとヒリヒリしたり、かゆくなったりしやすい
☑ ピーリングを定期的に行っており、その後、肌が赤くなる
☑ 汗をかくと肌がかゆくなる
☑ 化粧品を変えると、肌が赤くなったり、しみたり、かゆくなったりしやすい
☑ 花粉や動物の毛などに対してアレルギーを持っていたり、ぜんそく、アトピー性皮膚炎と診断されたことがある
☑ 冬場になると肌が乾燥し、粉を吹くこともある
☑ 最近ストレスが過多だと感じる
☑ 睡眠時間が足りてない
☑ 外食が多く、野菜をあまり食べていない
☑ 季節の変わり目になると、肌が荒れやすい
☑ 日光に当たっただけで、赤い湿疹ができたことがある
☑ 生理前後で肌あれを起こしやすい
季節による肌の変化
季節によって肌状態も変化が現れます。どんな特徴があるでしょうか?
季節による肌の変化①春

肌の潤いは増しますが、花粉の飛散や強風によるほこり、寒暖の不安定さ、新生活などのストレスから肌が敏感になる時期です。
外気の汚れや老廃物をきちんと落として、保湿を心がけ、肌のバリア機能を整えましょう。紫外線量が増えてくるので、日焼け止めを使用しはじめたほうがいいですよ!
季節による肌の変化②夏

汗の量が増えて、皮脂が流れやすくニキビや化粧くずれで悩みやすい時期です。特に今は、マスクをつけていることが多くなり、化粧崩れに悩む人も多いのではないでしょうか。
日焼け・シミ・そばかす・肌のごわつきなど、紫外線ダメージが多い時期ですよね💦
夏には日焼け止めで肌を保護して、ニキビを防ぐ毛穴ケア、紫外線ダメージによる水分不足にも注意しましょう。
季節による肌の変化③秋

気温も湿度も過ごしやすくて、過ごしやすい時期ですよね~(秋が一番好きです笑)
でも、夏の紫外線ダメージに変わって、目元や口元のかさつきが気になり始める時期です。
夏のダメージを引きずりがちな部分を中心に美白ケア、保湿ケアを行って、肌全体の調子を整えていきましょう。
季節による肌の変化④冬

暖房をつける季節は、肌がかさつきやすくなり、肌荒れ、乾燥によるしわが気になってきますよね。頬が部分的に赤くなるという人もいるのではないでしょうか。
冬は乾燥対策のために十分な保湿を心がけましょう。気温の低下で血行が鈍くなるので、マッサージや入浴などで血液循環を高めることも大切です😊
肌のタイプを見極めて、適切に対処しよう!
あなたは、どの肌タイプに分類されましたか?季節によっても肌の調子は異なってきます。
適切に対処することで、きれいな肌を保ちましょうね。
日本化粧品検定2級・3級対策テキストを参考に作成しています。
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