便の移植がダイエットに!?

生活習慣

健康な人の便に含まれている腸内細菌を病気の患者様に投与するという糞便移植。

治りにくい炎症性の腸疾患患者様に行われています。

この便移植をすることで腸内細菌叢と呼ばれる、腸内の細菌の割合が変わり、痩せたり、太ったりするという事例が報告されています。

つまり、腸内細菌叢(腸内フローラとも呼ばれます)が変化することでからだ変化が出てくるのです。

糞便移植(FMT)とは?

再発性クロストリジウムディフィシル感染症、クローン病や潰瘍性大腸炎などの難治性炎症性腸疾患の患者様を対象に行われています。

健康な人の便を病気の患者様に投与することで、腸内細菌の割合が変化し、症状を改善する効果があるとされています。

欧米を中心に実施され、日本で臨床試験が行われています。

糞便移植後の体の変化

実際にクロストリジウムディフィシル感染症の治療のために便移植を行った患者様の症状が改善し、その一方で体重が増加し、便秘や原因不明の消化不良が起こった事例があります。

なぜ体重が増加したのでしょうか?

それは、移植元のドナーが肥満体質であり、その腸内細菌が移植されたため、腸の動きが変化し、その結果肥満体質になってしまったということが考えられます。

腸内細菌叢(腸内フローラ)を知ろう!

健常な人の便中の細菌数は100兆個/便1グラムとされています。

一番多いのはバクテロイデスと言われるもので、次いで大腸菌、そのほかクロストリジウムなどが存在しています。

中でも肥満に関わるバクテロイデスとファーミキューテスに着目していきます。

バクテロイデス門は痩せ型の細菌群で、ファーミキューテス門は肥満型の細菌群です。

どんな人が痩せ型?

バクテロイデス門は痩せ型、ファーミキューテス門が肥満型といいました。

つまり、バクテロイデス門の細菌が多いと痩せ型の腸内バランスであるということがいえます。

ダイエットや生活習慣病予防のためには、普段の食生活を見直し、良好な腸内環境を維持することを心がけることが大切になります。

しかし、現状では肥満に関与する腸内細菌だけを狙って減らすことはできません。

自宅で腸内フローラを検査することができます!

現在は自宅で腸内フローラを検査して、健康や美容に関する状態を把握することができます。

自分の腸内環境が気になる方は、一度検査してみてはいかがでしょうか?

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